中国輸入をする時、ただ単に既製品を仕入れてきて販売するよりオリジナルで作成して売るほうがはるかに売れることが多いです。
オリジナル化するとライバルも中々来ませんし、単価も高くいけます。そして、長期安定して売れやすいと言うことがありますので中国輸入に馴れてきたら是非オリジナル製品の製作をされることをお勧めいたします。
このページではオリジナル製品の作り方や有利性・どんな製品を作っていけば良いかなどを記載させていただきます。
目次
中国輸入の利点を生かそう。中国が世界の工場と言われるのは何故か?ご存知ですか?
日本の工場の場合、工場に話を持って言ってオリジナル製品を作りたいんですが協力してくださいと話を持っていっても断られることも多いですし仮に受けてくれても結構高額な金額を請求される事も多いです。
高額になるのは物にもよりますが型代が高かったりロットが大きかったりと言う理由で高くなることがおおいですね。
それと比べて中国は多くの工場は最初からオリジナル製品製造に対応してくれるところが多いです。
初めからOEMやODMで製品製作をする事が前提の工場ばかりですので大抵は言えば作ってくれます。
そして、型代が安いのとサンプルなどは小ロットから作ってくれますので製品の検討段階の試作などに向きます。
中国の工場の多くはオリジナルの依頼にこたえられる工場が多いのでこれが世界の工場と言われる一つの所以なんですね。
なので、どんどん商品製作を依頼するといいですよ。
商品によるオリジナル製品の初期製作時の注意点。
作る商品にもより異なりますがサンプル作成の初期にお金がかかる商品とかからない商品があります。
初期にお金がかかる商品は金型などの作成が必要な製品です。
型代を支払わないとサンプル製作に進めません。この型代は商品によって単価が替わります。安いものですと5万円前後でできるものもあります。中国では金型は安いですが日本やタイで作成させる場合高額になります。
普通に100万単位のお金を日本では請求されることが多いですかね。なので、中国が圧倒的に有利ですね。
ちなみに今私が作らせている日本製の製品(食品衛生関係なので面倒なので国内生産にしました)は型代で180万円請求が来ています
わ~~お~~~~って程高額ですね。
同じもの海外でやらせたら15万です(笑)
それぐらい差が出ますね。
オリジナル製品通販に有利な製品の開発。
オリジナル製品といっても初めから全て考えて作られるものって今の時代は中々存在しません。
既存である製品の改良店を揚げて改良版で製作していく感じです。
或いは、アマゾンでよくあるのが組み合わせですね。
この組み合わせ商品はコツがあり何でもつければ売れるというわけではなくお客様のライフスタイルや属性を考えて
それにあわせた商品をSETでつけると売上げが上がりやすくなります。
売れる商品はどんな商品組み合わせ?
例えば単純な話、押入れ収納を売る場合、押入れ特有の湿度と言う悩みが多い人もいるはずです
という事は押入れ収納と除湿剤などはマッチング率が高い組み合わせになりますよね?
使う人の生活を考えて組み合わせを作ると購買確立が上がるのと単価を上げていくことができます。
ところが、ヘタな人はまったく必要もないような関係ない製品を付録でつけてそれを付加価値といって売ろうとします。
まったく関係ないものをつけるのは付加価値ではなくいらないものをつけていますので売れ行きにはあまり関係がありません。
お客様が必要とするのは必要な価値だという事をお忘れなく。
実際にオリジナル商品を販売して成功したお客様の事例。
ココ最近オリジナル商品の指導をしたお客様の成功事例ですが
物販の成功事例を2つほど書かせていただきます。
一つは原価800円で売値4280円~4580円で600個1ヶ月ほどで売りさばいた事例。
これ単独で300万の売上げになりました。
商材は伏せますが元々何年か前から扱っていた商品なんですが
同業者が意匠権を持っていると言い出し出品の取り下げをアマゾンに言い出した商品で
一時、販売できない状況になっていましたが
商品をどんどん変更していきオリジナル化して再度売れるようになりました。
顔改良→著作権侵害→全面改訂・手袋→靴下
という流れを汲みどんどん改良していきました。
デザインそのもを日本の物ではなく中国で見つけたデザインに変えて
そして、付録で付属品をつけ付属品もオリジナルでデザイン変更して
作った形ですね。
こうなると同様のものを売っていたライバルの商品は
付属が着いていないのと
オリジナルデザインで組み合わせていますので他社が早々は
まねが出来なくなります。
これにより同様の他社の製品は大してランキングが上がっていない中で
一人がちに近い状況まで販売個数を増やして一人勝ちしました。
もう一人はアメリカのアマゾンである商品を販売していて
その単品でも月に300万近売れていたのですが
もっと増やしたいという事でバリエーションをまずは増やして成功。
次に商品に上記と同じく付属品をつけてSET商品をつけて
SETパッケージで売るという戦略をして頂いたお客様がいます。
その商品を使う人のライフスタイルに合わせて商品組みをするという売り方です。
商品は伏せますので比喩で置き換えて書かせていただきますが
例えばコーヒー豆を買う人は豆を焙煎してドリップする
道具ごと欲しい人もいるしそれを飲むカップごと欲しい人が一定数いるという事です。
なのでこれをSET販売する事で客単を上げると言う戦略に出てもらったお客様がいます。
豆単独で売る人は多いですがこのSETごと売る人は殆どいません。
そして、簡単に見てもこのSET売りしているライバルは1名でした。
なのでSET作成してもらい販売しました。
売れ始めは多少時間がかかりましたが途中から急激に売れて
今月50SET完売したそうです。
もう一組同じようなSETがあり
そちらも売れ始めたといっていましたのので
在庫補充して出せばこの二つで月に200~300SETほど売れる可能性があります。
単価は5000円超えています。
この商品だけで結構な+収益になりますよね。
まだ始まったばかりですのでまだまだ伸ばせます。
この二つの事例が伸びたのは二つともSETを組んだことにより
ライバルがいなくなったことです。
そして、用意するものが多いので簡単な転売組みは入ってきません。
これが強い商品を作り出します。
SETするのは関連商品です。
その商品を使う人が一緒に使うであろうスタイルに合わせて組上げていますので
購買が増えます。
と言う風にオリジナル商品を販売した時の爆発力は半端なく大きいです。
ライバル不在ですので強いですね。
さらに、オリジナルを強化する特許や意匠権の対策。
ここからさらに完全にライバルに入り込ませないためにはオリジナルだからこその技、
特許の取得と意匠権の取得をかませればもっと強くなります。
ちなみに、私の展開しているマンゴージュース屋さんはジュースの製法に特許申請中です。
レシピに特許って出せるんですよ。
まあ通るかどうかは分かりませんが通ったら最強です。
同じジュース作れなくなりますので、自分で開発した商品は自分で守るんです。
しかし、意匠権や特許の書類を見ると物凄い書類の量なんです。
こんなの書けないと思って多くは出す事を諦めますがあれらの書類は
特許士とか弁理士と言う職業の人が全て書いてくれるんです。
ですので、出すほうはそのインタビューの答えていくだけで書類作成は業者さんがしてくれます。
なので、どうと言うことなく申請は出来るものなんですよ。知らないと全て自分で出すと思うから難しくなるんです。
専門家に丸投げでいいんですよ。
何でも自分でやろうとしない事。
これがビジネスを伸ばすコツですかね。
オリジナルを自分で考えられないならどうするか?
このオリジナルを自分で考えると言う所も外注さんに振ることが出来ます。
例えば主婦が使う道具なら男性が考えるより普段から使っている主婦に聞くのが一番早いですよね。
商品の使い勝手と改善点を30円ぐらいでアンケートに答えてもらって集めればオリジナル化していく事などたやすいんですよ。
アマゾンのカスタマーレビューの中にも改選のヒントはあります。
まとめ。
まあ正直、使えるところは山のようにあり組み合わせで幾らでもオリジナル商品など作れます。
作れないのは知恵の使い方を知らないからとルールを熟知していないからですかね?
この辺、シッカリ勉強するとオリジナル商品など簡単に作れるようになりますよ。
ふぁいと。