毎年年2回広州交易会にもツアーを組んでいっています。
広州交易会とは中国の広州で毎年年2回4月ぐらいと10月ぐらいに開催される展示会で規模で言えば世界最大の展示会が広州交易会。この交易会には中国のみならず他の国からも出展者が来ていますので多様な商品が見つけられます。そして、現地に行かないと見つからないお宝商品なども見つける事ができます。
インターネット上にメーカーが嫌がって出品しない会社も実は多く存在してそういった商品を見つけるとライバルが来ない状態で長期商品を扱えますのでかなり有利になります。物によっては輸入層代理契約を結び扱うなども出来ますのでイーウーや中国の市場だけでなく中国輸入をするなら必ずチェックしておきたい会場です。
広州交易会の規模
1957年春から開催された長い歴史のある展示会、中国広州で毎年2回開催され最近では1期~3期に分かれて開催されている。正式名称は中国輸出入商品交易会。出展者数でも世界200カ国以上から20万人以上の来場者がある巨大な展示会。晴海とか幕張の展示会がお遊戯に感じるほど巨大な展示会です。2008年から3期に別れ開催されているようですね。
ここ最近は年2回ツアーを組んでこんな感じで行っています。
結構なお宝があるので病みつきになります(笑)
広州交易会の取り扱い品目
1期~3期に分かれていて各期取り扱い品目が異なります。
第1期は下記
エレクトロニクス&家庭電化製品
照明器具
車・予備品
機械
ハードウェア&ツール
建材
化学製品
エネルギー資源
国際パビリオン
第2期は
消費財
ギフト
ホームデコレーション
第3期は
テキスタイル&衣類
靴
オフィス用品、ケース&バッグ、
レクリエーション用品
医薬品、医療機器、
健康製品
フード
国際パビリオン
となっています。
人により得意分野が異なりますのでどの期が良いかは一概に言えませんが私は個人的に第3期の商品が扱える商品が多かったです。スポーツ関連やアパレル・オフィス雑貨・鞄などはこの期が一番多かったですね。
第1期は自動車関係や大型の工具機械などが多く目立ち大型機械は私は扱えませんので意外とこの期は少なかったです。
第2期は生活関係やキッチン関係が多くここも扱える商品は多かったですね。造花なども沢山あり下記の写真のような超巨大な造花などもありました。
こんな商品誰が買うんだろうと思っていたらこの後、このままマカオに渡ったのですがそこのホテルのカジノに同じものが置いてありました。需要があるようです。私の感覚では想像すらできないような商品が山のようにあり面白いですよ。
交易会行き方やホテルに関して
上記は会場の地図ですね。
会場にはホテルなどに宿泊している場合はホテルの送迎バスがある場合がありますのでそれに乗っていくといいと思います。
会場に行ってタクシーなどを拾うのもかなり困難ですので送迎バスか地下鉄で行くのが良いと思います。
空港から会場までの行き方は下記サイトに記載されています。
http://www.cantonfair.org.cn/japanese/detail_service.aspx?oid=12230
そして、ホテルを予約する際にホテルの入り口でイミグレの入館証を作れるホテルが何件かあります。ここに宿泊すると入館証を作るのに長蛇の列に並ばなくて済みます。1~2時間ぐらい待たされるほど込み合いますのでそれが作れるホテルに宿泊するのも手ですね。ただし宿泊費は若干高めですのでそれを覚悟の上ですね。展示会シーズンは各ホテルが値上がりします。
安く済ませたい場合は会場から50分ほど離れた隣町とかにあるホテルに泊まるのも一つの手ですよ。
広州交易会に入場するにはイミグレや入管証について
広州交易会に入るには初めての場合、イミグレで入管証を作る必要があります。下記のようなものです。
ただこのイミグレですがいやってほど込みます。1期のときの初日が最悪で下記のような込み具合
これでもまだ半分。この倍以上が他の施設にこれから案内されて入管証を作らなければバリません。これならばない方法が一つだけあります。ホテルの入り口でこの入管証を作ってくれるホテルがありますのでそういうホテルに泊まる。ただし宿泊料金は高いです。けど時は金なりということでしたらそれでもいいと思います。これに並ぶよりはいかなと、ただし何故か?通訳さんは毎年これやらないとならないんですね。そして、通訳さん1日一人日本円で6000円ほど入るのに手続きしなければなりませんので、通訳を指名していく場合は毎年ここに突っ込んで並ばないとなりません。
なんともめんどくさいシステムです。
我々日本人は一度作ってしまえばずっと使えますので2回目からはそのまま入り口に行けばいいんですが、通訳さんなしでは中々厳しいのでもし並びたくないなら会場で通訳さんをつけてもらえるブースもありますのでそこで手配するかですね。或いは英語で済ませるか?英語はほとんどのブースで出来ますので英語出来る人は英語でやると良いですよ。
私の場合、いつも使っている通訳さんが良いのでその方を連れて行っています。
後この入管証ですが行く前にネットで登録してから行くと無料になります。登録しなくて行くと1000円かな?それぐらい取られます。
パスポートに貼り付ける写真サイズの写真を2枚持っていくと作れます。写真を忘れても現地で撮影も出来ますのであせらないで大丈夫ですよ。イミグレ内で撮影できるところがあります。後、外から通訳さんを連れて行く人は外国人一人につき1通訳いれられるのですが手続きの際にパスポートが必要ですのでパスポートもって行ってください。これないと通訳さんが入れなくなります。
それと、この入管証なくすと再発行の際にパスポートが紐付けされていて初回は無料で作れるのですが再発行は4000円ほどかかりますのでご注意ください。私なくして作り直したら4000円取られました。パスポートNOで管理されているようですのでパスオートが変わっていれば新規で申し込めば無料になりますよ。
そして、長く使っていると表面のビニールがはがれてきます。これ熱でつけてあるのですが通訳さんの札作る際に貼り付ける機会がありそれと通して暮れとお願いすれば無料で貼り付けてくれます。長い間使っているとはがれてくるのでそうやって修理しながら使うと長く持ちます。
展示会を生かす方法やロットの交渉など
展示会に行くと初めての人が大抵びびるのがロットの数ですね。結構大きなロットを言われてそんな大きなロット私には対応できないと諦めてしまわれる方が多いですが、ロットなんていくらでも交渉できるんですよ。言い方でロットは下がります。展示会のときは当然業者も時間とお金をかけてきていますので気持ちが大きくなっていますので下がらないって事もありますが後から連絡取ると急に弱気になりロットが3分の1ぐらいに下がっていることが多々あります。
ちなみに展示会で見つけた商品の工場まで行ったら展示会のときは一切小さなロットとかサンプルは出さないと行っていたのに工場行ったらサンプル無料でくれたりね(笑)そんな事いつもです。なのでロット大きい事言われても諦めない。名刺だけもらっておいて後から交渉ですね。ちなみにこの交渉も通訳さんかサプライヤー(買い付け代行業者)にやってもらいます。
この際、一つコツを書いておきますとただの通訳さんは貿易を知りません。ですので、付ける通訳さんはサプライヤー業をされている方にしてください。交渉が全然違ってきます。
ロット交渉のコツは諦めず高くても良いから3つだけほしいとかその数が出ないなら1箱単位でまずは分けてくれないかと交渉してみてください。結構出てきますよ。まあ色々言い回しはありますがサンプル多くのところは出せます。ですのでその交渉方法を試してみてください。